楽器の音色作りその1

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皆様いかがお過ごしでしょうか。最近は近所のお花も綺麗に咲いて散歩が楽しくなってきました。

さて、ヴァイオリンの話に戻りますが、いつも私はレッスンをさせていただくのに一番力を入れているのが、音色づくりです。

例えば音色を綺麗に響かせるためには右手のボーイングが一番重要になってきます。脱力がとても大切なので毎回ウォーキングの動きをしていただきながら右肩の力を抜いて頂きます。

そして生徒さんの肩を下げ、実際に肘から前の腕を私が持って動かしていき、駒と指板の間を弓が通るようにしていきます。時間がたつと段々皆さん慣れていらっしゃるのが分かります。

それと、楽器の持ち方もとても重要なので毎回チェックさせていただいております。

例えば肩当ては角度によって楽器が持ちやすい位置が変わるので、まずは生徒さんそれぞれに合った位置を探していきます。

生徒さんによっては楽器の裏にシールをつけて持ちやすい場所を決めていきます。

それから楽器を構えた時に弦が床と平行に近く、ネックが上がる位置を探します。

例えば顎の下で楽器を構えている場合は少し左に本体をずらして持つだけでネックが上がリます。

以上の事で音色が変化するので余裕がありましたら少し気にかけて下さいませ☆ごきげんよう