こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちらは3年前くらい前にチェリストの妹とピアニストの友達とハイドンのジプシートリオの3楽章を弾いた時の動画になります。
最近、アンサンブルをする時にどのような事に注意をしたら良いか生徒さんから質問を受けました。
ブログだけでは足りないのですが少し書いてみたいと思います。
アンサンブルをする場合まずは楽譜をよく読み込んでどこが主旋律なのか、どの楽器をどの小節から目立たせるべきなのか、またボーイングなどもどうするかを、全員で打ち合わせをして決めていきます。
あらかじめ、練習する前に楽譜に何が書き込んであるのかを個々の楽器が読み取り再現できるようにしておきます。
テンポや音量に変化をつけたりする場合、効果的な場所を探し何パターンか試しながら全員でタイミングを合わせていきます。
それからソロよりも音程が合っているのかが分かりづらくなるので録音したり、もしも客観的に聞いて頂ける方がいたら一番良いと思います。
ソロと違うのが音量のバランスにも気をつけていかなければならない事です。
それぞれが周りの楽器に音量を合わせ、特に他の楽器が旋律の時などは音量を落とすと綺麗にまとまります。
古典派はできるだけビブラートを少なめに、弓の圧力も押し付けないで音の響きを大切に弾いていくと良いと思います。