こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回新しい教本の3巻から少し書いてみましたので、また続きを少し足していきたいと思います。
14小節目の半拍前からメゾフォルテで少し音量を落として1小節目と同じようにテーマを弾きます。
ここから少しニュアンスを変えていきたいと思います。
出だしは軽快に音を切って進んでいきますが、16小節目の3拍目からはどの調に行き着くのか分からない雰囲気になります。
楽譜にもピアノとドルチェの指示があるので弓の使い方も変えていきましょう。
ここからは音を1つ1つつなげて17小節目の終わりまで持っていきましょう。
この同じ形が19小節目の2拍目からもあります。
ビバルディが活躍した時代は同じメロディーや形が繰り返されてでてくることが多いので楽譜をみたらチェックしてみましょう。
例えば16小節目の3拍目からのG F E Eは変わっていませんが16小節目の3拍目のEと17小節目のAと17小節目の3拍目のBだけが音が変わっています。
この音をを少しクレッシェンドしながら圧力をかけて目立たせると曲に流れがでてきます。そして18小節目をスピードを出して1つ1つ音を切って変化をつけます。
19小節目から2回同じ事をするのですが2回どこの調に向かうのか分からないようなニュアンスが上手く出せると良いでしょう。
弓の位置を指板近くにしたり音量を減らしたり音色も少し変えると更に次からのテーマが引き立ちます。