A.Vivaldy コンチェルト イ短調

DSC_0631こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。

この間は新しい教本の3巻よりA.ビバルディーのコンチェルトをレッスンさせて頂いておりました。

ブログでは書ききれないのですが、どのような音楽作りをしていけば良いか簡単に説明したいと思います。

まずは同じような動きをしている箇所を見つけていきます。

例えば4小節目のEの音からと、5小節目のDの音からと、6小節目のCの音と7小節目のHの音から同じようなリズムと動きで1音ずつ下がっていますよね。

このような時は今探したブロックごとにデクレッシェンドしてあげると曲に動きがでてきます。

逆にもしも同じような動きをしながら音が上がっていっている場合は段々クレッシェンドをしてあげると自然に音楽がまとまってきます。

はじめの1小節から4小節目の一拍半までが一つのフレーズになります。

音が上がった時にクレッシェンドをしてフレーズの最後は圧力をぬいてデクレッシェンドしてあげると自然にまとまり、音楽に動きがでてきます。

全体的に弓のスピードを速めに、また指弓を使いながら音の1つ1つがスピード感が出てくるとさらに良くなってきます。

クレッシェンドするにしたがって弓幅を使い弓に圧力をのせて、デクレッシェンドは段々圧力と弓幅を減らしていきましょう。